先日この記事を書いたのですが、見ていただいた方はわかると思うのですが、
主人公キララさんはとても行き辛そうな人生を送っています。
「男はこうあるべき」と言う学生時代を経て就職するもその呪縛を解き放つように仕事をやめ、かといって何がやりたいかと言うのも明確ではない様な・・・
女性として生きたいのか?と言われると少し中途半端で、断れない性格ゆえに借金を作ったり、新聞勧誘も断れずに居る、お人よし。
「人からお金を返してもらえない辛さがわかるから、絶対に自己破産だけはしたくない」と言いつつ自殺を図ったり・・・。
率直な感想は「回り道してるな」ってこと。
借金は自己破産してからやり直す人生もある。生きて納税する事の方がよっぽど人のためになる。
あれだけなりふり構わず働けるなら自己破産後、貯金もできるし夢だって追える。
そんな事が出来ない人なんでしょう。言われて出来ていれば、あんな人生になっていなかったでしょうし。
INFPも若干そんな部分があると思うんです。
私の夫(INFP)が仕事に迷った時、「何でもいいからお金になる事をして欲しい」と思う妻に対し「プライドがあるからそんな仕事はできない」
と言う。
でも最終的にはそれ以下の仕事を選んでしまうようなところがあります。
ただ、キララさんと違うのは
「この仕事はただの一時しのぎであって自分はもっと高みを目指しているんだ」
と言う熱い思いがINFPの根底にはあるように思います。
そして歯車が回りだすとその歯車の大きさたるや、人生を変えてくれる大きな力があると私は感じます。
その燃え滾る情熱と、今ある世間とのギャップが埋められないINFPがどれだけたくさんいるか、
それがINFPを苦しめ、人生を絶望視させている気がします。
決して無能ではなく、むしろかなり有能なINFPの人材の原石を私たちは見落としている。
一度「違う」と思われたらそれを覆すのが難しいのがINFP。
嫌われると力は発揮してもらえないかもしれませんが、INFPが協力者となれば、これ以上強い味方はないんじゃないでしょうか?
裏切らない、誠実、情熱、勉強熱心
これがINFPだと思います。