夫(INFP)の近況、
先日から短時間の仕事に就いている夫。
周りのサポートを受けながら、人間関係も若干苦戦しつつ何とか続いている感じです。
夫の会社には夫と同じような心に問題を抱えている人も数人いるようで、
そういった方より夫は幾分ましな状態です。
上には上がいるもんですね。
その方もやはり初めから心の問題があったわけではないのですよね。
何かがきっかけでそれを我慢して限界を迎えて症状が現れる。
対処が遅いと、また回復にも時間がかかります。
夫もそうですが、ホルモンやメンタルの崩れから体重が増加した一人ですが、
職場にもそのような人が居るみたいで、同じ境遇すぎて共感できてやはり辛いようです。
夫(INFP)は共感がとても強いタイプですので、
人が困っていたりすると、その人と同じように困ったり痛みを分かち合ってしまうので
とても疲労がたまります。
心の病になる人は「我慢」してしまう人が多いため、
今の職場でも我慢を強いられる状況があるようです。
普通の人なら流せるようなことも気になってしまい、それを我慢してしまう。
悪循環です。
夫は自分なりにもがいて、どうしたら普通に生活ができるのか?を日々模索しています。
「自分の心の中に起こっている異常事態を正常に戻したい」
そんなことを悶々と考えることが多くなり、彼なりに「やはりもう一度カウンセリングを受けたい」と思うようになったみたいです。
クリニックのドクターに話を聞いてもらったり薬をもらうこともできますが、
やはり相手との相性もありますし、クリニックによって夫の病名がコロコロ変わることが心の病の診断の難しいところで、
治療の方向が間違えたまま進んでしまうと、回復するものも逆に悪化してしまうことにもなりかねません。
あと、夫は薬漬けになることにとても抵抗を感じているので
信頼できるドクターを見つけてもやはり投薬治療には消極的です。
以前も遠路はるばるカウンセリングに通っていたのですが、
日本ではまだまだカウンセリングは治療の一環とは扱ってもらえません。
診断書を作ってくれるわけでもなければ薬を処方してくれるわけでもありません。
ただ、夫にとって話を聞いてもらえる、知識がある人に話すことでこの苦しい気持ちを少しでもわかってもらえるというのに救われるようです。
先日は
近場に公認心理士のカウンセリングを見つけたようで、訪問して話を聞いてもらったようです。
夫は普段とても気丈ですし、感動したり悲しくて泣くことはありません。
でもカウンセリングではよく涙するそうです。
自分の気持ちを否定することなくただ話を聞いて寄り添ってくれる人と言うのは
今まで鎧を着ていた夫を丸裸にする存在なのかもしれません。
夫自身も自分自身のそんな一面を見ることに驚いているに違いありません。
今回のカウンセリングでは
臨床心理士の方に
「昔から不安障害だったのかもしれませんね」
と言われたそうです。
不安障害を詳しく↓
不安障害だからどうなんだ?
と言うことは私にはわかりませんが、今後カウンセリングを受け続けることで
何か病気の根源になる部分を解きほぐしてくれるきっかけになるかもしれません。
夫自身カウンセリングには満足しているようで
今後も通いたいと言っています。
カウンセリングに心の病気を完治させる力があるのかはわかりませんが
夫自身がかつての自分に戻れたと感じるようになれば良いなと願わずにはいられません。