INFPのブログ

INFP夫の備忘録

時間に間に合わないときのストレス

お久しぶりです。

皆様お元気に穏やかに生活できていますでしょうか?

 

 

夫(INFP)は少しずつ仕事をはじめ、環境にも恵まれ割と穏やかな日常を過ごしています。

ただ、やはりうつ傾向はあるため、小さなストレスもとても負担に感じるのが日常です。

 

 

先日、久しぶりに映画を見に行くことになりました。

夫は混雑したところが苦手なため、映画などはほとんど見に行きません。

自宅で映画を見る方がよっぽどリラックスできるようです。

映画館の臨場感やパノラマの映像よりも安心感とリラックスを取るからです。

 

 

私は夫が映画館に行かないことを知っているのですが、

何か興味がありそうな映画で夫と一緒に見られるものがないか?を探したりすることがあります。

 

もちろん夫婦二人で楽しめることを探すのが1つの目的ですが、

もう一つは人が居る苦手な環境にも慣れてほしいからです。

 

 

夫は人と会うのが苦手です。

特に以前の職場の方や、自分を知っている人などには会いたくないようで、近所をうろうろすることも苦手です。

かといって、遠方に出かけても人混みではパニックを起こすほど息苦しいようなんです。

私の前ではパニックになったりはしませんが、本人の申告で「人混みに酔って来たから車で待っていてもいいか?」と聞いて私と別行動をすることもあります。

それほど苦手なことの一つです。

 

 

 

このまま苦手なままで過ごすよりも少しずつ調子が良いときに慣れていけば今後にもつながると思うんです。

 

そんな考えもあり、今回映画に誘ってみました。映画自体も夫の興味を惹くものだったので、快諾してくれました(とても驚きました!)

 

 

映画の当日・・・

私はせっかちなので、時間に間に合うように必ず前もって到着する準備をします。

夫もルーズな性格ではないですが、私が居ると言う安心材料があることと、うつの症状により、判断能力がとても鈍いです。

「何時に行けばいい?」

といつも不安そうに聞いてきたりします。

 

 

当日、私は時間管理を夫に任せようと思い、ほとんど何も言わずにいると、案の定「間に合うかな?」くらいの時間になりました。

 

 

ま、間に合わなくても映画の始まりは宣伝が流れるからいいか~なんて思いながら出発。

 

 

週末の道路は思っていた以上に混んでいて、到着時刻は映画の開始時刻ちょうどくらい。

ただ、ここで私が何か言ったところで状況も変わりませんし、車を運転しているのは夫です。

焦らせて事故でも起こされては困りますので、いろいろもごもご言っていましたが「大丈夫!」となだめながら目的地へ急いでもらいました。

 

 

駐車場が見えてきたころ、夫が「映画が始まる前の広告は何分かな?」と焦りながら不安そうに私に聞いてきました。

私も焦っていますが、それを夫に見せることができません。

2人でパニックになれば事はもっと悪い方に向くからです。

 

ただ駐車場に入る、もう到着したも同然の時に

私も回答がわからない謎の質問でピークを迎え

「大丈夫!」

と大きな声で一喝してしまいました。

 

 

これ以上無駄な心配もしたくないですし、映画前の宣伝が10分だったらどうなの?

5分だったらどうなの?って不毛な会話をしたくなかったのです。

 

 

結局は私の感情に任せて一喝してしまいましたが、

本当は何が正しかったのかわかりません。

もちろんうつの症状の方に否定的な言葉はご法度ではあります。

ただ、私も感情を持った人間です。

すべてを肯定して穏やかでい続けることはできません。

 

私はできた人間ではないので、

「だからもう少し早く出発していればよかったのに」

とか

「計画的に動いてくれてたらこんなことになっていなかったのに」

相手を責める感情が沸き上がってきてしまうのです。

もちろんそれは夫には言いません。

でもそれを押し殺して我慢している中でどうにもならない心配事を投げかけられると腹が立ってくるのです。

 

 

結局、映画は始まると同時くらいに席に着けました。

私は楽しめたのですが、夫は

「音がうるさくなかった?」

と少し不満そうでした(笑)

 

 

やはり少しの変化も敏感に反応してしまうのは

うつの傾向によるものなのかな?

 

 

 

こちらを読んでいます。

難しい部分もありますが、納得できる部分も多く勉強になります。