INFPのブログ

INFP夫の備忘録

嫌なところが目につく

夫(INFP)の就職活動が難航していて、

今までもいくつもの職を転々としてきました。

 

 

若いころは

「自分の希望する仕事に就きたい」

という信念のもとに仕事を探していました。

 

 

この期間がとても長く、

職については

「こんなはずじゃない」

「こんな仕事は自分の希望する仕事じゃない」

「こんな仕事をして正社員じゃないのか(派遣で働くことが多い)」

 

など、

嫌なところが見えてはやる気を喪失し、

つづける意欲がなくなり、やめてしまう。

 

 

 

自分はもっと高いレベルのスキルもあるし、それができる環境に行きたいと考えることが多かったです。

 

 

 

ただ、今の日本の現状ではもっと要領よくやれる人、

はじめは下積みからいろいろ経験をして自分のやりたい場所にたどり着くというのがごく一般的でしょう。

 

 

 

でも、夫の場合は「自分のスキルやできる仕事、やりたい仕事」と、「現実」が乖離するそのギャップにとても苦悩することが多いです。

 

 

 

 

それをいったんあきらめて、なんでもいいから仕事をと探してつなぎの仕事をしても

やはりそれなりの人たちが集まっているため、人生を悲観的に考えざるを得ない状況に自分を投影し、とても未来が暗いものに見え落ち込むのです。

 

 

「私はこんな人生なのか?」

世間話で今までの苦労を聞くと、自分と同じような境遇の人が多く、

結局は誰も人生うまくいかないのだとうつ傾向がひどくなります。

 

 

 

大量募集された誰でもができる仕事に就くと、「これではだめだ」とまた高みを目指し、仕事に就けば「こんなはずじゃなかった」と嫌なところや、よりよい環境の会社と比較してみたり。

 

 

堂々巡りです。

 

 

 

なぜこんなに嫌なところが目に付くのでしょうね。

マニュアル作業なんて意味が見いだせないとか、なんで無駄な作業をしているのかといつも嘆いています。

 

 

で、その環境で仕事をすることにストレスを感じている日々です。

仕事なんて適当にすればいいし、その会社が非効率でもそれがその会社のやり方だから

1時間で終わる仕事を8時間かけてやってもいいじゃないか!と私(ISFJ)は思うわけです。

 

 

仕事なんて人生をかけてやるものでもないでしょうし。

結局はその会社に言われたことを忠実にこなして給料がいただけていたらそれでよくないですか?

 

そのつまらないかもしれない仕事に一かけらのやりがいや効率をもとめたり、少しでも改善ができる部分を自分なりに見つけるくらいでよくないですか?

 

 

会社の心臓部でバリバリ働いてその会社の将来を左右するくらい何かを成し遂げたいと本気で思っているなら、細かな部分も気になって、それを改善するように働きかけても努力はしただけ報われるかもしれません。

 

でも私たちは所詮末端の1つの駒でしかないでしょう。

会社で働く大部分の人達がその1駒で、その小さくて無駄が多い仕事も会社にとっては重要な仕事だと思うんです。

 

 

システムがハイテクでボタン一つでできる仕事になったら、3人で行っていた仕事は1人で済むようになり、最後はそのボタン一つも機械に奪われてしまうかもしれません。

 

 

私は人生は働く時間よりも自由になる時間の方を楽しめる人生にしたい。

多くの人がそう思うのではないでしょうか?

 

その人生のためにただお金が必要だから働く。私にとって仕事はそれくらいの位置づけです。

 

 

夫にとってはそうではないのでしょう。

仕事がうまくいかないと自由時間も仕事の悩みで埋め尽くされて、結局自由な時間が自由でなくなるようです。

 

で、転職活動に時間を奪われ、転職し、また違うと仕事をやめ、転職活動を開始し、年齢を重ねるごとに仕事に就いている時間よりも仕事を探す時間の方が長くなっていくんでしょうね。

 

 

 

最近は、「存在がなくなればいい」と言います。

 

 

もう彼は末期なのかもしれません。

どうしてあげることが彼の満足につながるのでしょうか?

たくさんお金があって、仕事の心配も人生の先の心配もなくなれば楽しい人生を送れるのでしょうか?

そんなことは、ま~起こりそうにないのですが・・・・

 

 

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